絵本は子供の成長に良いという話は聞いたことがありますか?
どんな風にいい影響があるのかと考えた事はありますか?
私は、一人目が新生児の時から絵本を読み聞かせをしていました。
おかげさまで今のところ絵本が大好きな子に成長してくれています。
今回は、絵本を読み聞かせる事によって得られる効果とねらいを実体験と共に紹介しようと思います。

読み聞かせの赤ちゃんへの効果
よく言われる効果としては下に書いたいくつかがあります^^
・記憶力が高まる
・語彙力が増える
・想像力・表現力が豊かになる
・親子のコミュニケーションが取れる
・親のストレス軽減になる
などと言われています。
実体験をもとに、ひとつひとつ詳しくご説明させて頂きますね(^^♪
記憶力が高まる
記憶力が高まるという事に関しては、実際に、何度も繰り返し絵本を読むことで、物語の先を読む力がついてきたなぁと感じています。
今でこそ、口達者になった2歳の娘ですが、まだあまり言葉がでていない頃から、
次のページでリンゴが出てくるシーンでは、「リンゴ!リンゴ!」と言ってみたり、
小さな仕掛けのたくさんある絵本では、仕掛けの場所をすべて覚えていたりと、成長と共に確かに記憶力が身についているなぁと、実感する場面が多々ありました♪

欲を言えば、自分で片づけたおもちゃの場所まで覚えておいてもらえると大変助かるんだけどねぇ、育児は少しずつですな。
なぜ記憶力が高まるのかという事を知りたくて、色々と調べてみました。
すると、記憶力の向上には大脳辺縁系への刺激が大切。絵本の読み聞かせには大脳辺縁系への刺激効果があり、記憶力の向上に適しているという文献が多くみられました。
さらにね、面白いことが書いてあった本もありました。
脳を発達させるには、単に刺激を与えるだけでは足りないそう。
覚えた事、見た事、知ったことを、アウトプットすることでさらに記憶力は向上する。
んだそうです。
つまり、絵本の読み聞かせをしていて、出てきたものに対して、「あれは何だったかな?」とか「うさぎさんと他にはどんな動物がいた?」とか聞き返して、考えさせる、答えてもらうということが大切なようです。
幼児期の覚えたことを口に出して話すという事が、記憶力を発達させるかなり効果的な方法だそうですよ♪
語彙力が増える
これは言わずもがなかもしれませんが、実体験としては、絵本を読んでいるうちに、まず、簡単な物の名前を覚えました。「リンゴ」とか「わんわん」とか。
次に、赤いリンゴ(2語!!)とか、行機ぴゅーん(2語!!)と、
あら?少し言葉が増えたかしら?と思える兆候が…
2歳になった今では、「猫ちゃん窓に並んでるねぇ。いち、に、さん」とか「見てみて~青い車がここにあるよ」と、大分語彙力が増えてきたなぁという様子が伺えるようになってきました。
自分でひらがななんかが読めるようになってくるときっともっと語彙力が上がっていくのではないかなぁと実感しています。
イギリスのことわざに「a picture is worth a thousand words」一枚の絵は1000の言葉に値するということわざがあります。
きっと絵本の読み聞かせでも同じことが当てはまると思っていて、
絵本の中の絵を見て、それが意味する言葉(名前だったり)を考える、教えてもらう、口に出してみる、たった1枚の絵でも、いくつもの言葉を記憶するためのツールになるのではないかと思います。
想像力・表現力が豊かになる
これは、絵本界で有名なだるまさんシリーズを例にお話しさせてもらいます。
だるまさんシリーズ、保育園に全巻そろっているので、実はおかめ家では購入しておりません。
しかしながら、おそらく保育園でも絵本を読み漁っているみたいです。
家に帰ってきて、例えばテレビにお猿さんが映ったときなんかは、
「たうまさんの・・・お!!」とお尻を振り振りしながら踊ります。

本人は、だるまさんの・・・尾!と言っているつもり。
これこそ表現力の向上!と思ってるんですが、どうでしょう?(笑
あとはね、お散歩に出かけると、小さなお花を見つけて、花の絵が載っている絵本の名前を言ったりします。おそらく、あの絵本のあの花と同じやないか!と言いたいんだと思います。
語彙力と共に、それを周りに伝えようとする表現力は確かに身についているみたいです!(^^)!

親子のコミュニケーションが取れる
わが家は共働きなので、長女のおかめちゃんは昼間、保育園へ行っています。
となると、家族団らんの時間は夕方以降。。。
寝る前の読み聞かせの時間は、私にとってとても大切なコミュニケーションの時間です。
まだまだ受け答えが上手に出来なくても、今日の保育園はどうだった?誰と遊んだ?何をした?なんていう他愛もない話をしながら、今日はどの本を読みたい?持っておいで?とその日に読む本を決めます。
もちろんまだまだ気分にムラがあるので、絵本を沢山読みたい日もあれば、
読み聞かせをしても全く聞いてない日もあります。
1人で読むからママは見ないでという日もあれば、全然違う事をしたがる日も…。それでも、親子にとっては大事な時間だと感じています。
家族で並んで絵本を読み聞かせてあげられる期間はきっとあっという間です。

もう、絵本なんて一人で読むよ!

想像しただけで悲しい;;
そう言われる日まで、2人目が産まれてからも変わらずに続けていこうと思います。。
親のストレスが軽減する
これに関しては、すみません。
自分自身正直感じた事はありません。(笑
どういうプロセスでストレスが軽減するのか気になったのですが、
どうやら、次の研究がストレスを軽減させたという根拠なようです。
40組の普段読み聞かせをしていない親子に、8週間読み聞かせをするという研究
初めは落ち着きがなく読み聞かせなんぞ全く聞かなかった子供たちが、毎日続けていくにつれて、絵本に興味を持ち、話を聞くようになり、最終的には少しずつではあるものの集中力を身に着けることができ、最後まで読み聞かせを聞くことが出来るようになった。という内容の研究です。
この研究によって子供だけではなく・・・
この研究によって子供だけではなく、初めは全く読み聞かせを聞いてもらえず、じっとすることも出来なかった子供に対して、ストレスを感じていた親たちも、最終的に読み聞かせを聞くことが出来るようになった我が子を見て、ストレス指数が下がったそうです。
何事も続けることでいい結果が得られることの方が多いんですね^^
確かに絵本を読んでいる間、じっと自分の読み聞かせを聞いてくれるというのは何とも幸せなことですよね( ;_;)
ちなみに、肌を寄せ合って読み聞かせをすると、「オキシトシン」という愛情伝達ホルモンが分泌されるそうです。別名「愛情ホルモン」とか、「幸せホルモン」と呼ばれるホルモンです♪
そういう面でもゆっくり読み聞かせができる時間はストレスが軽減されるのも納得かなぁなんて思います(*’ω’*)
読み聞かせは親の好きな本でも良い

実は、読み聞かせには、親の好きな本を選ぶと良いとも言われています。
私も実感しているのですが、親が好きな本だと、とても感情移入をして読みます。
赤ちゃん、子供は親の声色や感情に敏感です^^
親が楽しそうに読み聞かせをしていると、聞いている子供もとっても楽しそうに聞いてくれます。
(先に書いたように気分が乗らない日はもちろんあります)
色々な絵本選びに迷った時は、思い切ってお母さんお父さんが気に入っている一冊を読み聞かせてあげてもいいかもしれませんよ♪
まとめ
どうでしょう。絵本の読み聞かせには本当にたくさんの可能性がありますね☆
日々成長していく中で、実際に感じた事がメインにはなりましたが、今後も読み聞かせを続けて追記していけたらいいなぁと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*’ω’*)



